米海軍が船上から撮影した球形の飛行物体の映像が新たに公開

アメリカ国防総省(通称ペンタゴン)が、海軍が目撃した未確認航空現象(UAP :unidentified aerial phenomena)映像がリークされた件について、正真正銘の本物であることを認め、極秘でUFO・UAP調査を続行していたことを明かしたのは2019年のことだ。

さらにアメリカでは、2021年1月、180日以内に米軍や米諜報機関がUFO・UAPについて知っている情報を全て公表しなければならないという法案が可決されている。

その法案が関係しているのかどうかはわからないが、2019年に米海軍が船上から撮影したという映像が新たに公開された。その映像には、海面と平行に浮揚している小さな球形の物体が水中に消えていく様子が映し出されている。『New York Post』などが伝えた。

海面近くを浮遊する球形の飛行物体を米海軍が船上から撮影

2019年7月15日、サンディエゴ沖の原子力潜水艦、USSオマハから米海軍職員が撮影したという新たなUFO映像が公開された。

白黒のクリップには、海と平行に飛んでいる小さな丸い物体が映し出されている。それは、少しの間ホバリングし、やがて水中に消えて行ったようだ。

クリップには「おお、(海面に)近付いている」「(海面を)跳ねたぞ!」といった海軍職員のものとされる声が収められている。

5月14日に報じられたこの映像について、アメリカ国防総省(通称ペンタゴン)のスポークスパーソンは、以前公開された2つの未確認飛行物体と同じく、米海軍の職員によって記録されたものあることを認めた。

UFOは海中も自在に移動できる!?

今回の映像は、米海軍いわく船の戦闘情報センター内の携帯電話から撮影したもので、調査映画製作者のジェレミー・コーベル氏により公開された。

コーベル氏が米メディアに語ったところによると、潜水艦が後にUFOを探しに海中に潜ったが何も発見できなかったという。


以前、政府機関のUFOデータにアクセスしていた元国防総省の謀報員ルイス・エリゾンド氏は、UFOは宇宙や空中、水中を自由に移動できる「トランスメディア」機能があると述べていた。

ちなみに、この動画が撮影された時と前後して、サンディエゴ地域では3隻の米軍艦が謎の未確認飛行物体を何度も目撃していることも既に報じられている。
リークされたそれらの映像においては、アメリカ国防総省側は本物であると認め、進行中の調査案件であると発表している。

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