封印された文字「氣」

今ではほとんど使用される事がないと思いますが、戦前は「氣」が常用の漢字として使用されていました。
しかし、戦後GHQ により、占領政策の一環として「氣」は「気」へと漢字表記を変えられる事になりました。

「気」と「氣」の漢字の違いは「米」と「〆」の違いにありますが、「米」が全方位に広がっていくイメージを抱かせるのに対し、「〆」は閉じ込める、終わる、閉じていくイメージを抱かせます。
実は「米」と「〆」とでは、表す概念や方向性が全く真逆なのです。

我が国には古来「言霊」という概念があります。
言語が持つ力の大きさを、私達のご先祖様はよく知っていたのです。

そのご先祖様が使ってきた「放射拡散するエネルギー」の意味を持つ「氣」。
GHQが「氣」から「気」へとわざわざ漢字表記を変更して使わせないようにしたその背景には、私たち日本人の「エネルギーの拡散を抑え、閉じ込めたい」という意図があったのではないでしょうか。

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上城 孝嗣web master

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