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クルードラゴンがISSより無事帰還!米国の宇宙船が海上着水で帰還するのはアポロ以来45年ぶり



 

今回は、クルードラゴンの地球帰還について取り上げます。

今年の5月30日に、スペースXが初めて宇宙飛行士を乗せて打ち上げたクルードラゴンが、ISS(国際宇宙ステーション)から無事に帰還しました。

米航空宇宙局(NASA)の後押しを受けて米民間企業「スペースX」が開発した「クルードラゴン」は、有人のテスト飛行として2020年5月30日に打ち上げられ、民間企業の宇宙船としては初めて国際宇宙ステーションに宇宙飛行士を送り届けることに成功しました。

「クルードラゴン」に搭乗していたロバート・ベンケン、ダグラス・ハーレー宇宙飛行士は、国際宇宙ステーションに2ヵ月間滞在した後、再びクルードラゴンに乗り込み地球へと向かいました。

 

宇宙船は3日午前3時ごろ地球の軌道を離れるためにエンジン噴射を行って大気圏に突入し、上空でパラシュートを開いて減速しながら落下し、日本時間の3日午前3時48分にフロリダ州のメキシコ湾に着水しました。

海に着水して帰還するのは1975年のアポロ以来45年ぶりとなります。

また、2011年にスペースシャトルが退役して以来はじめての、米国の民間宇宙船による有人宇宙飛行でした。

宇宙船は海上で待機していたスペースXの船に回収され、安全が確認されると2人の飛行士がハッチから姿を見せました。

宇宙飛行士のダグラス・ハーレー氏は、着水後のコメントで、「今のところ体調は良い」と発言しています。

帰還した宇宙飛行士らは医療チェックを通過後、NASAの飛行機でテキサス州ヒューストンに輸送される予定となっています。

 

トランプ大統領は、クルードラゴンの着水後に、「NASAの宇宙飛行士らが2ヵ月に及ぶミッションを順調にこなして地球に帰還したことは素晴らしい。みんなにありがとう!」

「宇宙飛行士は45年ぶりの着水を完了した。とてもわくわくした!」

と、ツイッターに投稿しています。

NASAはスペースXとボーイングの民間2社でISSへの低コストな商用人員輸送の実現を目指しているのですが、ボーイングのCST-100は、2019年暮れに行った無人飛行試験の際、システムの動作タイミングがずれる現象によりISSへのドッキングを見送っていて、現時点では、スペースXが先行する格好となりました。

SpaceXの社長兼COOのグウィン・ショットウェル氏は、「数か月にわたる不安のあとに大きな安堵感を得ることができ、今日は特別な日になりました」

「私たちは今日という日を、アルテミス計画でさらに困難な課題を乗り越え、将来の火星到達のための、足がかりとしなければなりません」と語りました。

 

今回のDemo-2ミッションが成功したことで、今後SpaceXは、Crew Dragon宇宙船によるISSへの商用人員輸送を開始することになります。

そして、その第1便となるCrew-1(USCV-1)ミッションには、日本の野口聡一飛行士の搭乗が決まっています。

この第1便は、9月下旬にリフトオフすると報じられています。

これまでスペースシャトル、ソユーズに乗ってISSへ向かった経験がある野口飛行士にとっては、今回が3度目の宇宙となります。

野口飛行士を含む4名のクルーは、ISSへ到着後約6.5か月間、宇宙で様々な作業をこなす予定となっています。

そして、2021年春に国際宇宙ステーション(ISS)の軌道を周回する次回の有人ミッションでの「クルードラゴン2号機」に搭乗する宇宙飛行士も発表されました。

搭乗するのは、NASAの宇宙飛行士で艦長を務めるシェーン・キンブロー氏とメーガン・マッカーサー氏のほか、日本人宇宙飛行士の星出彰彦氏とフランス人のトマ・ペスケ氏です。

クルードラゴン2号機は2021年春に打ち上げられ、宇宙飛行士らはISSに約半年間滞在する予定となっています。

一気に宇宙が近くなってきた感じがしてワクワクします!

この勢いだと気軽に宇宙旅行できる日が来るのは近いのかも知れません。

 

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