10秒の休憩で脳の働きが大幅にアップ! 効果的な学習方法

  • 2019/6/26
  • 10秒の休憩で脳の働きが大幅にアップ! 効果的な学習方法 はコメントを受け付けていません

何かを新たに覚えるためには、

ひたすら繰り返し学習する。

これが当たり前のように行われていると思います。

しかし、休憩もなしに続けていると能力低下につながります。

少なくとも身体が覚える記憶、

手続き記憶に関しては、

短めの休憩が、記憶の定着を促すことがわかってきました。

アメリカ国立衛生研究所の研究では、

休憩中の脳波にユニークな活動パターンを発見

脳磁図(MEG)と呼ばれる非常に感度の高い

イメージング技術によって、

スキルを習得する過程の脳波をスキャンしました。

右利きの被験者は、スクリーン上に表示された数字を

利き手ではない左手でタイプ。

10秒間のあいだに

できるだけたくさんの数字をタイプしたら

10秒間の休憩をとる…

というサイクルを36回繰り返しました。

参加者の脳波に大きな変化が起こったのが、

タイピングしているときよりも

休憩の間だったことを発見した研究チームは、

脳波のデータを再度分析しました。

すると、脳波からは記憶を定着させたことを示す

活動パターンが見つかりました。

この活動パターンとは、ベータ波の振動幅が変化して、

左半身の運動制御に関わる神経ネットワークに沿って

起こっていることがわかりました。

驚くべきことに、

この活動パターンは休憩中にのみ見られ、

パフォーマンスの向上と関わりあう唯一のものでした。

数秒前に訓練したスキルを身体が覚える際には、

短めの休憩が重要な役割を担っているかも…

ということはわかったのですが、

これが手続き記憶以外の学習にもあてはまるかどうかは

まだ定かでなく、今後の研究課題のようです。

これと合わせて研究チームは、

学習に最適な休憩のタイミングや長さなどについて研究を深めていく計画で、

こうしたことがわかれば

学習方法の常識が塗り替えられるかもしれません。

何をするにしても適度な休憩は必要だと思います。

feelgoodweb master

投稿者プロフィール

好奇心旺盛なワクワク人間です!
人を驚かせたり、喜んでもらえる事をするのが好きです。

この著者の最新の記事

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. トランプ大統領は日本が支払う81兆円について、「野球選手が受け取る契約金みたいなもので、私たちの好き…
  2. まだ、この事を理解していない人達が多いようです。 1910年に7人の銀行家がジキル島で極秘裏に…
  3. 「ザ・ドリフターズ」の3代目リーダーで、「踊る大捜査線」で、和久平八郎役で知られる、いかりや長介氏の…
  4. mRNAVaccine
    元CDC長官のロバート・レッドフィールド氏は、COVIDワクチンが非常に強い炎症誘発反応を引き起こし…
  5. 南京戦の真実を追求する会で、元・TBSアナウンサーの鈴木史郎氏が語りました。 「北京と天津に7年間…

おすすめ情報

  1. 河野太郎 / こんなひどい会見を見た事がありますか?

    こんなひどい会見を見た事がありますか? 記者をバカにしているのか?それとも、国民をバカにしているの…
  2. 在日支配の日本?

    我が国の政治屋達の多くが日本人ではないという事実が明かされるようになってきましたが、分断工作には注意…
  3. お金が刷り放題!

    まだ、この事を理解していない人達が多いようです。 1910年に7人の銀行家がジキル島で極秘裏に…
  4. いかりや長介 / 「弱いままでいいんです。」

    「ザ・ドリフターズ」の3代目リーダーで、「踊る大捜査線」で、和久平八郎役で知られる、いかりや長介氏の…
  5. mRNAVaccine

    mRNA Vaccine 感染を予防せず、副反応がある!

    元CDC長官のロバート・レッドフィールド氏は、COVIDワクチンが非常に強い炎症誘発反応を引き起こし…
ページ上部へ戻る