一つのビルに120社が登記、乱立する実体なき法人「経営・管理ビザ」中国に「移民」会社

日本で起業する外国人向けの「経営・管理ビザ」を巡り、取得要件の甘さを逆手にとった事案が相次いで発覚している。実体のない法人が一つのビルに乱立していることも判明。
大阪市中央区の14階建て雑居ビル。このビルに登記された法人は約100社。

『保険証が作れ、教育も受けられる。普段は日本在住の友人の家に住み、部屋は投資目的だ』

外国人によるスタートアップ企業を国内に誘致し日本の経済成長につなげようと平成27年4月に始まった経営・管理ビザ。
「2人以上の常勤職員が従事」もしくは「資本金500万円以上」などを満たせば取得でき、最長5年在留できる。しかし、要件の低さは、正体不明の法人の乱立を招く。

大阪市内には同様の物件が点在する。60社以上の法人が入居する東成区の8階建てビル(築35年)。法人の部屋は呼び鈴にも反応がなかった。
大正区の築29年の4階建てビルには120以上の法人が登記・・・。

【産経新聞】

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上城 孝嗣web master

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