中国が尖閣奪取作戦を開始!?米国議会は中国の「尖閣領有権」主張を完全否定!

今回は尖閣諸島について話したいと思います。

昨日も、尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で、中国海警局の船2隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認しました。

平成24年9月の尖閣諸島国有化以降で最長の73日連続となります。

先月は、尖閣諸島周辺の領海に侵入した中国海警局の船が日本漁船を追尾する行為が問題となりました。

これに対して、中国側は、「自国の領海で違法操業」している日本漁船を発見した中国海警局の船が

「法に基づいて追尾・監視」したと主張。

「釣魚島の海域を巡航することは中国側の固有の権利だ」と強調し、中国報道官は日本に対し「騒ぎ起こすな」と、まるでチンピラのような形相で一括してきました。

 

我が国の政治家もメディアも、そして我々国民一人一人がもっと真剣に考えるべきです。

ちょっと想像したらゾッとするような事が毎日起こっているんです。

自分の家の庭や、バルコニー、または玄関に毎日のように侵入してくる中国人がいたらどう行動しますか?

73日間も平気でいられますか?

しかも、自分の庭先で追い掛け回されるなんてことが起きたら、何もしないなんて事はあり得ません。

このような事を何十年も続けてきているんです。

中国だけがおかしいのではなく、我が国の政治家やメディアもおかしいのです。

 

中国は、国連の発表によって尖閣諸島周辺での石油埋蔵の可能性が指摘された後の1970年代以降になってから、尖閣諸島は古くから中国の領土であると主張を始めました。

・・・突如発表した国連の意図も怪しいものを感じますが、中国もそれまでは何も言ってなかったんです。

今年に入ってからは、世界中がパンデミック騒動で大変な中、中国は、海洋における攻撃的行動や戦狼外交を一段とエスカレートさせています。

4月11、28の両日には空母「遼寧」など6隻の艦隊が初めて宮古海峡(沖縄本島-宮古島間)を通過して太平洋と東シナ海を往復。

6月18~20日には中国海軍所属と見られる潜水艦が鹿児島県奄美大島周辺の接続水域を潜水航行した模様です。

尖閣諸島周辺海域で行動する中国海警の艦船は、準軍隊としての性格と役割を付与され、東シナ海を管轄する人民解放軍の「東部戦区」とともに一元的に作戦行動をとる体制を整えています。

そして、中国はこのたびの法改正によって、「海洋強国」を推進する上で、尖閣諸島奪取はもとより、台湾進攻、南シナ海での海洋権益確保において、攻撃的行動をエスカレートする体制を一段と強化したと見なければならないのです。

 

尖閣を奪うために、中国は韓国の「竹島強奪」を研究しているとされます。

韓国の李承晩大統領は、1952年1月、「海洋主権宣言」を行い、「李承晩ライン」を国際法に反して一方的に設定しました。

同ラインの内側の広大な水域での漁業管轄権を一方的に主張するとともに、そのライン内に竹島を取り込んできました。

そして、1954年6月、韓国内務部は、韓国沿岸警備隊の駐留部隊を竹島に派遣し強奪。

その後、宿舎や監視所、灯台、接岸施設、ヘリポートなどを構築しているのです。

そんな韓国に対しても、島を返さなくても仲良くしようとしてきた我が国の態度を中国はしっかりと観察してきました。

2010年9月7日に起きた「尖閣諸島・中国漁船衝突事件」でも、時の民主党政権が、中国からの報復を恐れ検察に介入し、逮捕した船長を即座に釈放しました。

この時も売国議員たちが多数判明しましたが、蓮舫議員の発言が「日本の華僑議員が尖閣諸島は日本領と発言したと中国で取り上げられ、中国にさらに付け入る隙を与えてしまいました。

中国は我が国の弱腰外交の隙を常に狙っています。

そして、少しでも隙を見せたら一気に島を奪いに来ます。

 

これまでの流れを見てみると、

中国は1974年、ベトナム戦争が終結しアメリカが立ち去ったためにできた力の空白を突いて、ベトナムから西沙(パラセル)諸島全体を奪取しました。

1989年には、ソ連の支援を失ったベトナムと戦って南沙(スプラトリー)諸島のヒューズ礁やジョンソン南礁など6つの岩礁を奪い取りました。

また、1992年にフィリピンからアメリカ軍が撤退すると、中国は1995年初めまでフィリピンが実効支配していたミスチーフ礁を占拠。

2000年代に入り、中国の海洋進出は、背後から海軍を支援させつつ、漁民を装った海上民兵や海警をもって島や岩礁の実効支配を固め、その周辺海域の管轄権を主張し、国土化を図って行くという手法を展開しています。

そして、アメリカでは、中国が尖閣諸島と台湾を同時に軍事侵攻する可能性が高まっていると指摘されています。

 

そんな中、尖閣諸島に関して「領有権の争いには中立を保つ」という立場を保ってきたアメリカ政府内で、東シナ海での中国の膨張も阻止すべきだとする意見が広まり「南シナ海・東シナ海制裁法案」が提出されました。

この法案は、中国に対する経済制裁措置の実行をアメリカ政府に義務付けようとしていて、尖閣諸島に対する中国の領有権も施政権も否定するということです。

法案はまだ提出されたばかりでどうなるか分かりませんが、我が国もこの機会を逃すことなく、腹をくくって中国と向き合っていく時だと思います。

いつまでも平和ボケのままではいけません!

戦争は一方的に始まるものです。

 

もう一度、想像してください。

あなたの家に侵入してくる犯罪者を、あなたは放置しておくのですか?

そして、これも何度も言ってきましたが、中国にお金を流さないようにするために、

中国の利益になるものは買わない、関わらないことが重要です。

中国は我が国を侵略しようとしている国で、友好国ではありません。

上城 孝嗣web master

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人を驚かせたり、喜んでもらえる事をするのが好きです。

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