ニコラ・テスラと人工地震発生機。雷発生装置や殺人光線の開発もしていた!?

 

今回は、今世紀トップレベルの天才科学者ニコラ・テスラと発明された技術の軍事転用について見ていこうと思います。

セルビア系アメリカ人の物理学者で発明家のニコラ・テスラは、電気とエネルギーに関する研究で有名です。

磁束密度の単位「テスラ」にその名を残します。

交流電流、ラジオやラジコン(無線トランスミッター)、蛍光灯、空中放電実験で有名なテスラコイルなどの多数の発明、無線送電システム(世界システム)を提唱。

また、地球全体の磁場を利用し電気振動と共鳴させることで空間からエネルギーを無限に得られる仕組み(フリーエネルギー)を構想していました。

8ヵ国語に堪能で、詩作、音楽、哲学にも精通、生涯独身を貫いています。

 

19世紀中頃から20世紀中頃にかけて偉大な業績を収めた彼は、長距離の送電を可能にしたほか、無線通信やエネルギー伝達についての研究で知られています。

1880年代後半に、トーマス・エジソンは直流送電を中心としたシステムを提案しましたが、テスラは交流送電を推進し、エジソンと対立。

その後、テスラはジョージ・ウェスティングハウスから研究費100万ドルと特許使用料を提供され、エジソンとの「電流戦争」に圧勝し、一躍時の人となりました。

テスラは天才と呼ばれましたが、変わり物で、異常なほどの潔癖症だったということも知られています。

殺人光線や人工地震発生機の開発に取り組んだという都市伝説もあります。

 

1896年に、テスラはワイヤレス電力伝送の実験を開始し、翌年にはニューヨークの研究施設で実験を行っています。

その時、地震が起きたと勘違いした近隣住民が警察に通報するほどの振動を発生させています。

テスラはこの共鳴装置の原理を雑誌「The World Today」の記事で説明。

「小さな発振器をコートのポケットに入れ、建設途中の鉄骨ビルを探しに街に出た。

そしてウォールストリート地区で、まだ鉄骨だけの10階建てのビルを見つけた。

そこで発振器を柱に固定して調整を施すと、ビルがきしんで揺れ始め、地震が起きたと思ってパニックに陥った作業員が降りてきた」

その後、警察が現場にやって来るとテスラは発振器をポケットに入れて立ち去ったという。

「あと10分あればビルは倒壊していただろう。

このマシンを使えば、ブルックリン橋を1時間以内にイースト・リバーに沈めることもできたはずだ」と記事にあります。

 

テスラは人工地震発生機の平和的な利用法を考えていました。

地震エネルギーを地中の岩の振動で伝達し、遠隔地で電力に変えるというもの。

しかし、彼のプランは実現しませんでした。

伝達に用いるデバイスには、地中を通してエネルギーを送れるほどのパワーがなかったのです。

しかし、振動を発生させて地球の内部を観察するという彼のアイデアは実用化されました。

人工的に発生させた地震波を地中に送ると、断層や異なる層の岩石で反射して戻ってくる。

戻ってきた地震波を研究することで地球のレントゲンを撮るような研究が可能になったのです。

現代の地震学者たちは今でもこの原理を使っています。

 

発明家としてはエジソンの方が有名ですが、エジソンはテスラの才能に嫉妬していたと言われています。

エジソンは交流の危険性を広めるために、電気椅子処刑を発案するなどの、テスラに対するネガティブキャンペーンを行っています。

テスラはエジソンの死後、ニューヨークタイムズのインタビューで、「私は少し理論を利用するか計算するだけで、90%削減できたであろう労力を彼が費すのを、残念に思いながらほとんど見ているだけだった。

彼は、本での学習や数学的な知識を軽視し、自身の発明家としての直感や実践的なアメリカ人的感覚のみを信じていた。」とコメントしています。

エジソンは典型的な実験科学者、テスラは理論科学者、として研究手法が「水と油」であったとされています。

 

テスラは、1943年1月7日、マンハッタンのニューヨーカー・ホテルにて、86歳でこの世を去ります。

その際、数トンの重量に及ぶとされる彼の発明品や設計図は、アメリカ軍とFBIが没収しています。

また、ユーゴスラビアを通じてソ連の手にも渡ったとされています。

その後、彼の発明した技術は軍事目的に転用され、気象兵器や地震兵器、雷発生装置などの開発に利用されていると見られています。

 

2015年2月、モスクワ周辺の森の中に身を隠すようにあるミステリアスな稲妻マシーン「テスラ・タワー」が、無人機によって上空から撮影されました。

この研究所は、世界でも最大級の巨大なインパルス発生器の拠点となっています。

このタワーは電磁パルスの武器化、車両や電子回路に対する放射線、あるいは太陽爆発が与える影響に関する研究などの他に、150mの人工稲妻を作ることが可能。

 

2019年、アメリカのテキサス州ミルフォードにもテスラタワーが極秘で建設されていました。

これを作ったのが、ViZiVテクノロジーズ社で、2019年の年末頃に稼動させると発表。

こちらは「フリーエネルギーの実現か?」との噂が飛び交っていますが、実際のところは不明です。

 

1997年4月28日、アメリカ国防総省 ウィリアム・S・コーエン国防長官は、「例えば、一部の国がエボラウイルスのようなものを構築しようとしているという報告がありますが、これは非常に危険な現象です。

学者のアルビン・トフラー(Alvin Toffler)は、特定の民族集団や人種を排除できるように特定の種類の病原体を考案しようとしている研究所の科学者について、書いている。他の人たちはある種の工学、ある種の昆虫を設計して、特定の作物を破壊することができます。

他の人々は、電磁波の使用によって遠隔地で地震や火山を襲う気候を変えることができるエコタイプのテロリズムでさえも従事している。

だから、他の国に恐怖を起こす方法を見つけている職場には、多くの独創的な考えがあります。

これは本当のことです。

それが私たちの努力を強化しなければならない理由です。

そのため、これがとても重要です。」と語っています。

 

未だに、気象兵器や地震兵器などと聞くと「そんなもの映画の世界の話だろう!」と言う人たちがいます。

これはフィクションではありません。

 

ベトナム戦争におけるポパイ作戦(Operation Popeye)において人工降雨が軍事目的で使用されていますし、米軍がアラスカで展開している軍事施設『HAARP』も「地球物理学兵器」と称されています。

1977年5月18日、軍縮NGOの「環境制御会議(Environmental Modification Convention)」において、気象兵器を制限する環境改変兵器禁止条約(環境改変技術の軍事的使用その他の敵対的使用の禁止に関する条約、ENMOD)がジュネーヴにおいて採択されています。

同条約では、環境改変技術を破壊や攻撃などの軍事目的による使用を禁止し、気象制御などの平和目的での使用に限定されました。

日本は、1982年6月4日に国会承認をはたし批准。

アメリカ合衆国も調印し、米国国防軍には1978年10月5日に適用されました。

40年以上も前に技術は完成していることになります。

そして、これまで40年以上の間に技術ははるかに進歩しています。

 

ニコラ・テスラの発明が良い方向に利用されることを願います。

 

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