ゲノム編集技術「クリスパー」ノーベル化学賞受賞! 神の領域「生命のコードを書き変える」魔法! CRISPR-Cas9

 
今回は、神の領域とも言われるゲノム編集技術「クリスパー」について取り上げます。

今年のノーベル賞・受賞者を発表したスウェーデン王立科学アカデミーのヨラン・ハンソン事務局長は「今年の(化学)賞は生命のコード(遺伝情報)を書き変える技術に関するものです」と紹介。

ノーベル化学賞は、ゲノム編集技術「クリスパー・キャス9」の基礎研究を行った、ジェニファー・ダウドナ博士と、エマニュエル・シャルパンティエ博士に授与されました。

 

ゲノム編集は「生命の設計図」とも言われる全遺伝情報(ゲノム)を自在に変えられる技術です。

ゲノム編集技術の一種「クリスパー・キャス9」は、2012年に発表され、2013年には、米ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が共同運営する「ブロード研究所」のフェン・チャン博士が、哺乳類でこの技術を応用します。

狙った場所を高効率に改変する技術として、以前からノーベル賞の有力候補として注目されていました。

これは元々、細菌や古細菌のDNA上で発見された「クリスパー(CRISPR)」と呼ばれる特殊な反復配列が、我々人類を頂点とする、地球上のあらゆる生物のDNA(ゲノム)を自在に改変する技術に応用できることを証明する論文でした。

そして、この技術は「クリスパー・キャス9」と呼ばれるようになり、生命科学やバイオ技術に関する、ほぼ全ての分野に応用されるようになりました。

 

生命の設計図が改変可能なゲノム編集は、導入した遺伝情報の変化が子孫に受け継がれることや、親が生まれてくる子の容姿や運動能力などを事前に遺伝子操作して決めてしまう、いわゆる「デザイナー・ベビー」の誕生の懸念といった倫理的な問題も呼び起こしています。

2014年には中国の研究チームが「マカク」と呼ばれる実験用猿の受精卵をゲノム編集し、遺伝子改変された猿の赤ちゃんを誕生させることに成功し、2018年11月には、ついにゲノム編集された人間の赤ちゃんが同じく中国で誕生し、世界に波紋を広げることになりました。

南方科技大学の科学者によって、エイズ感染への抵抗性を持たせるためにゲノム編集されたとする双子の女児は、中国政府がその存在を確認したものの、双子の健康状態等その後の経過は一切報告がなく、相変わらずの中国政府の隠蔽体質によって、ゲノム編集ベビーの真相は謎に包まれたままとなっています。

 

・・・・・・続きは動画でご覧ください。

 

 

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