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【偉人に学ぶ】相田みつを『つまづいたって いいじゃないか 人間だもの』
- 2020/10/10
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今回は、私が大好きな詩人であり書家の「相田みつを」に学びたいと思います。
詩人・書家として知られる相田みつを(本名は相田光男)は、1924年5月20日に栃木県足利市で生まれました。
父は刺繍職人で、6人兄弟の3男。
みつをは2番目の兄・幸夫をよく慕っていたそうです。
みつをがまだ3、4歳の頃、小学生の幸夫がよく紙芝居を見に連れ出してくれたのですが、家が貧乏で見物代金の飴を買えず遠くから見ていたために幸夫が紙芝居屋に襟首を掴まれて引きずり出され、皆が見ている前でぶん殴られるという出来事がありました。
兄一人なら逃げることができたのですが、弟のみつをがいたため捕まって痛みに耐えたのです。
『歯をくいしばってがまんをしたんだよ 泣くにも泣けなかったんだよ 弟のわたしがいっしょだったから』
幸夫は新聞社の模擬テストで県一番に輝くほどの秀才でしたが、家計を助けるため長男・武雄と同様に、小学校を出た後は費用の掛かる旧制中学に通えませんでした。
そして2人の兄の稼ぎのおかげで4人の弟妹たちが中学に行けたのです。
みつをが中学に進むと幸夫は懇々と諭したそうです。
「みつを、中学校ってのは下級生を殴るという噂を聞いたけれども、無抵抗な下級生を殴るのは一番野蛮だぞ。無抵抗なものを絶対に殴るなよ」
「足袋の穴は恥ずかしくない。その穴から太陽を見ていろ」
「どんなにひもじくても、卑しい根性にはならないでくれ」
・・・そんな優しい兄たちの人生を戦争が狂わせました。
・・・・・・続きは動画でご覧ください。
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